組織風土(企業文化)の改革
組織風土(企業文化)とは
企業文化とは、企業という組織構成員に共有された価値観であり、意思決定や行動の規範となっているものです。
特徴としては
・目には見えないが、明らかに在る・体質として染み込む・環境の中で定着するものです。
企業文化は
・特に中堅中小企業においては成長力に影響を与える重要な要素で、仕組みの中で出来上り、定着したものであり、構造を作り変えていくことで企業の体質そのものが根本的に変わりうるものでもあります。
いかなる状況においても常に現在及び将来に対する危機感を持ち、より一層の改善を実現していこうとする感情。
同じ方向に向かって一致団結して行動しようとする気持ちを生み出す源泉となっているもの。
“自信”とは自分の持っている能力。価値、可能性などを信じる気持ち。
“信頼”とは他の持っている能力、価値。可能性などを信じ頼りにする気持ち。
自分が現在の状況でやっていけるのは、他者(物)から受けた力耐えの結果であることに気づき心から有り難く思う気持ち・心情であり、他者(物)に対し、貢献していこうという意欲や献身的行動を生み出すものとなる感情。
今どんなに好ましい状況にあろうとも、その状態に満足することなく、常に自己を律しながらもっとすばらしもの(状態)を獲得していこうとする欲望を持っていること。
これらの5つの要素を調査し分析する事で御社の現状の組織風土が会社を存続させ、発展させてく上で好ましいものになっているか。またそのための今後の課題を明らかにする事ができます。
組織風土診断の概要
(1)アンケートの実施
(2)アンケートによる分析
(3)分析結果による診断
組織風土診断から当該社の戦略面、管理面の問題もうかがう事ができます。組織を構成する人々(トップ、幹部、一般社員)のマインドをリサーチし、問題点を整理すると必ず戦略のフレームワークと諸管理システムの問題に言及せざるを得なくなるからです。なぜなら、長らくの間醸成された組織構成員のマインドを決定する要素は、戦略、システムに大きく規定されるからです。
企業革新に向けた仕組みづくり
組織風土の改善施策としては次のことなどがありますが、御社に必要な取り組みを提案させて
いただきます。
(1)会社の成長ビジョン・成長目標・成長計画・を明確化。
(2)会社の成長目標設定、計画の成長に幹部、管理者の経営参加を実現する。
(3)人事労務、人事処遇環境を改善する。特に、人事評価制度の改善に取組む。
(4)考え方や方針の徹底だけでは不十分。根本的に時間(考える時間)の使い方の見直しがポイント。タイムマネジメント。
(5)コミュニケーションルートの改善。